秋期連続セミナー「人間らしい暮らしのできる働き方改革と働く女性の条件整備に向けて」(全3回)開催

 安倍内閣の進める「働き方改革」は、労働時間の短縮による労働生産性の向上を目指しています。そこで今回は、政権のその目指すべき方向性と現実との乖離はどこまで埋まっているのかを検証します。一つには、製造業における労働時間短縮の取り組みと、学校現場における教員の長時間労働の現実にスポットを当てます。もう一つは、長時間労働の温床として男女の性別役割分業を前提にした日本的雇用慣行の存在が指摘されています。しかし、「働き方に中立的な社会保障制度」をうたいながら、結果として社会保険における被扶養配偶者の働き方に制約をもたらすに「130万円の壁」の意味を検証します。

●第1回:9月30日(土)午後6時15分~8時15分

 テーマ:「新たな残業規制への挑戦―製造業における総労働時間対策の現実を語る」

 講師:山本 賀則(寺内製作所・代表取締役社長)

●第2回:10月14日(土)午後6時15分~8時15分

 テーマ:「なぜ教育現場に長時間労働がはびこるのか、その実情と社会的背景を問う」

 講師:冨永 吉喜(京都自立就労サポートセンター・センター長)

●第3回:10月28日(土)午後6時15分~8時15分

 テーマ:「年収130万円の壁は、なぜ女性の就労を妨げることになるのか」

 講師:杉原 純子(京都府社会保険労務士会所属)

●会場:各回ともひとまち交流館京都(河原町五条下ル)

●参加費:各回 1,000円(但し全回 申込2,000円)

詳細及びお申込みはコチラ⇒案内チラシ