2013年新春座談会
過労死・過労自殺、アスベスト、胆管がんと企業責任の所在
【日時・会場】 2013年1月26日(土)
一部 座談会 14時~17時 龍谷大学深草学舎 22号館 101教室
二部 懇親会 17時~19時 龍谷大学 同館 地階食堂
※受付開始 13時30分
【参加費】 500円(第1部座談会のみ) 5.000円(第1部、第2部を含む)
【問合せ】 NPO法人あったかサポート TEL.075-352-2640
【申込み】 e-mail attaka-support@r6.dion.ne.jp FAX.075-352-2646
【概 要】
総 合 司 会 杉原純子(あったかサポート専任講師・社会保険労務士)
講演と問題提起 古谷 杉郎(全国労働安全衛生センター連絡会議事務局長)
コメンテーター 若林 三奈(龍谷大学法学部教授・民法学専攻)
コーディネーター 笹尾 達朗(NPO法人あったかサポート常務理事)
○職場環境とメンタルヘルス対策とは?
若者の就職活動は困難を極めている。しかもお金と時間をかけてゆっくりと彼らを育成する企業は少なくなっている。それどころか、近年では長時間労働に加え、セクハラやいじめ、嫌がらせによって、メンタル不全に陥った若者が後を絶たないなど労働環境の改善が進んでいるとはいえない。
○企業に求められる民事損害賠償請求とは?
また、アスベストや胆管ガンなど仕事を原因とする労災保険申請、周辺住民の健康への影響などステークホルダーに多大な損失を与えかねない。仮にそれが企業への民事損害賠償請求にまで発展すると中小企業では支払能力には限度があり、企業存亡の危機を招きかねない。今回は、あえて今起きているこの国の暗い現実̶陰の部分に光を当てる。それは若者にとって、決して他人事ではない直面する課題だ。企業家や労働組合の皆さんには、労働分野のコンプライアンスを普及させることが企業の発展に結びつくことを学んで欲しい。